1月12日(日)サイン本作成
朝、6時20分に家を出、7時30分に会社に着く。
なぜに3連休の真ん中に出社しているのかというと、高野秀行さんに来社いただき、新刊『酒を主食とする人々』にサインしていただくのだった。
さらにそれでもそんな朝早く出社する必要があるのかと思われるかもしれないが、本日350冊の本にサインしていただくので、本を並べたり、ペンを用意したり、いろいろとセッティングする必要があるかだった。
ところが鍵を開けて会社に入ると、作業机にすでに本が並べられており、ペンも合紙もすべて用意されていたのだ。
先週金曜日、私は大竹聡さんとの打ち合わせがあり直帰しているからこの用意は私がしたものではない。
ならば誰がやってくれたのかといえば、事務の浜田なのだった。
準備万端のおかげで、滞りなく高野さんにサインしていただき(それでも2時間半かかった)、1時過ぎに無事終了する。
高野さんが帰ったあと、ファミリーマートで買ってきたカップラーメンをすすりながら、今、おれは一番幸せな時間を過ごしているかもしれないと、ひとり会社で遠くを見つめる。
三省堂書店、丸善に寄って本を買って帰る。
町田康『俺の文章修行』(幻冬舎)
戌井昭人『芥川賞落選小説集』(ちくま文庫)
中村禎里『日本動物民俗誌』(講談社学術文庫)