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2月13日(木)天下

午前中、企画会議。まったくの不作。

昼、天下を取りたい書店員、成生さんと神保町「マンダラ」でランチ。夢はブックバーのオープンらしい。

午後、紀伊國屋書店新宿本店さんに大槻ケンヂ『そして奇妙な読書だけが残った』を直納。

一階入り口真正面の円形平台に高野秀行『酒を主食とする人々』が並んでいるのを見つけ打ち震える。

あれはいつだっただろうか。何ヶ月も前、あるいはそれ以上前かもしれないが、ここに並ぶベストセラーの本を見ながら、本の雑誌社には一生縁のない売り場だろうと下を向いて落ち込んだ日があったのだ。

それがこうして、我が社の本が、この場所に積まれているとは...。

まだ見ぬ場所に、本に連れていってもらうのが、出版なのだ。

新川帆立『目には目を』(KADOKAWA)読了。

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