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5月3日(土)見る目

朝、介護施設に母親を迎えに行き、ゴールデンウィークながら週末実家介護。ただし本日は3時から埼玉スタジアムで浦和レッズ対東京ヴェルディの試合があるため、午後の介護は妻に代わってもらう。

日課のランニングを10キロした後、実家の春日部からママチャリを45分漕いで埼玉スタジアムへ。この後私はゴール裏で90分飛び跳ね声援を送り、改めて45分ママチャリを漕いで春日部に帰るわけだ。名付けて埼スタトライアスロン。

試合が始まる前に旗振りのタイミングを教えにきたサポーターの人が、「こういう日はぬるくなるので気をつけましょう」と注意していたのだが、まさしくその通りで、なぜか埼スタはたくさん人が入るときほど声が出ず、よって試合も負けることが多いのだった。

しかし本日は、その声かけのおかげか選手入場時の「愛さずにはいられない」から力強い声がスタジアムに響き渡り、メインスタンドとバックスタンドの屋根に反響し、びりびりとこちらの皮膚を刺激するほどの後押しで、2対0の勝利を引き寄せた。

正直に告白すると私は、4月2日の清水エスパルス戦で2対1で勝った後、たとえ勝ったとしても何の上積みのない試合内容に、すぐさまスコルジャ監督を解任すべしと息子に主張していたのだった。

チームはその後、アビスパ福岡には負けたものの、FC町田ゼルビア戦から勝ち続け、本日の東京ヴェルディ戦はまったく危なげなく、まるで王者の風格で5連勝を飾った。

何年見てもサッカーを見る目がまったく養えず、上積みがないのは私だ。私のようなサポーターがいるから何年もリーグ優勝できないのかもしれない。

ママチャリを漕いで埼スタトライアスロンのゴールである実家に帰る。

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