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6月7日(土)サポーター同士の会話

週末介護で実家に向かい、借りている駐車場に車を停めたら、駐車場に隣接したお宅の庭を整理していた植木職人さんが声をかけてきた。

「浦和レッズのサポーターなんですか?」

私の車に貼ってある浦和レッズのステッカーが目についたらしい。

ここは春日部とはいえ埼玉なので、いきなり他クラブのサポーターがタイマンを申し込んでくることもないだろうと、素直に「そうです」と答えた。

するとその植木職人さんは、自分も浦和レッズサポーターだとうれしそうに話を続けた。

植木職人「シーチケ買って応援に行ってるんですよ」
私「そうなんですね。僕もシーチケです」
植木職人「どこで観てるんですか?」
私「ゴール裏です」
植木職人「北ですか、南ですか?」
私「北です」
植木職人「じゃあ一緒ですね。埼スタで会ってるかも」
私「そうですね。僕は208ゲートの辺りでいつも応援してます。
植木職人「208っていうと右の方ですね。僕は210と211のあたりでやってます」
私「おお、それは熱いっすね」
植木職人「クラブワールドカップも行きたかったんですけど、さすがに費用がかかりすぎで」
私「そうそう、100万円くらいかかりますもんね。とても行けないです」
植木職人「だからこの間埼スタで送り出ししてきました」
私「僕もいきました」
植木職人「前から5列目くらいでやってました」
私「リーグ取れるように頑張りましょうね!」

一見サポーター同士の和やかな会話に見えるけれど、実はわかる人にはわかるマウティングの取り合いの勝負が繰り広げられているのだった。

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