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8月2日(土)そこにある死

週末実家介護のため、朝、妻と介護施設に母親を迎えにいき、実家へ。朝は雨が降っていたものの昼前には止み、そこからはいつも通りの35度超え。今週もお墓参りと散歩をあきらめ、クーラーの下で終日見守りという名の読書に勤しむ。

午後、突然母親がむせ返り呼吸困難に陥る。背中をさすりどうにか落ち着かせるが、老人はすぐそこに死があることを改めて思い知る。半年くらい前も水を飲んでいるときにむせ返り、目の前で母親が死んでいくのかと意外と冷静に見つめていたことがった。平和な午後が、突然死の入り口に変化する。それが介護だ。

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