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9月11日(木)なんだよ武蔵野線

東京周辺が激しいゲリラ豪雨に見舞われ、東海道線や池上線などが運転見合わせ、ほとんどの列車が遅延となっているなか、いつもはいっとう最初に運休になる武蔵野線が誇らしげに「平常運転」の文字を掲げていた。

その言葉を頼りに帰宅の途につくと、京浜東北線が遅れに遅れており、やっと動いては前の電車が詰まっているとかで、通常30分もあれば乗り換えの南浦和に着くものが、1時間経ってもその手前の蕨駅に停まったままなのだった。

しかもその蕨駅から動き出したと思ったら、いきなりの急停車でいったい何が起きているのだと思っていると、やっと辿り着いた南浦和駅で「武蔵野線がさきほど武蔵浦和駅で起こった人身事故の影響で運転見合わせとなっております」と車内放送が流れる。

それは武蔵野線さえ動いていれば大丈夫と希望に胸膨らませて帰っていた私を絶望に追いやるアナウンスであった。

仕方なくそのまま浦和駅まで京浜東北線を乗り続け、歩いて帰ることを覚悟したものの運よくやってきたバスに乗車して帰宅。結局会社を出てから2時間半近くたって家の玄関を開けることとなり、疲労困憊で就寝。

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