9月12日(金)書窓展
昼前、古書会館で開かれていた「書窓展」を覗いてきた北原尚彦さんが来社。太ももの肉離れで起き上がることもできず、蔵書整理も体力のあるうちだと気づいたと語りながらも回復されればこうして古本を買い求めてきているわけで、古本者の業というものを思い知る。
北原さんが帰った後は、大阪より見本出しにやってきた140Bの青木さんが来社され、昼飯を食べながら秋以降の京都・大阪出張の予定を立てる。関西に行くとほとんど青木さんにアテンドしてもらっており、この秋は、京都、奈良、大阪と出張の予定なのだった。
午後、私も「書窓展」を覗き、田中二郎『砂漠の狩人 人類始源を求めて』(中公新書)、酒井敦『沖縄の海人』(晶文社)、児玉隆也『一銭五厘たちの横丁』(晶文社)を書い求む。
この夏、ちくま文庫で読んで感動した『一銭五厘〜』の単行本を見つけられてうれしい。