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10月7日(火)ハレとケ

午前中は月に一度の会議。「本の雑誌」と単行本の進捗状況や特集の内容などを確認していく。

今週末より怒涛の如くはじまる週末のイベント出店のスケジュールを見て、進行の松村が、「杉江さん、ちゃんと代休取って休んでくださいね」と心配してくれる。

しかし営業なんてものは本が売れるなら疲労をまったく感じず、本が売れないと立ち上がれないくらいくたびれるのだ。だから少なからず本が売れるイベントはまったく疲れず、それどころかいろんな人に出会えてハッピーなので、イベントはいくら続いてかまわない。去年は9月からの一年間で27日休日にイベント物販していたほどだ。

それにしても15年くらい前は、出版社が軒を並べて本を売るイベントなんて神保町ブックフェスティバルとブックマーケットくらいしかなかったものが(かつては大掛かりな東京国際ブックフェアというのがあったが)、いまや市町村が主催したり、よもや書店店頭に出版社の人間がずらりと並んで本を売ったりとで、毎週のようにどこかで本を売るイベントが開かれているのだった。

本のお祭りが増えるのはうれしいことではあるのだけれど、本が、あるいは本を買うことがハレとケでいえばハレのものになってしまっているということでもあり、それは少し心配なのだった。

本なんてものはいつもすぐそこにあってほしい。
どちらかというとケの中で手に取られてほしい。

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