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10月18日(土)ケア

先週は下鴨中通ブックフェスで施設に預けっぱなしだった母親を迎えにいき、週末実家介護が始まる。もはや何日施設にいたのかもわかっていない様子なので、罪悪感を覚えずに済む。

午前中、新しいケアマネージャーさんがやってくる。これまでお世話になっていた人が体調を崩されたということでの急遽交代となったのだが、今度の人はケアマネージャーと想像したらこんな人というそのもので、頼りになりそう。

午後は往診のお医者さんが来て、インフルエンザの予防接種をしてもらう。

ケアマネージャーさんにしてもお医者さんや看護師さんにしても、手続きや検診だけをすれば仕事は済むのに、「私もこの間まで母親の介護してたんです」とか「今、96歳の叔母の面倒をみてます」なんて雑談混じりにしてくれ、私の苦労が私だけではないというか、気軽に相談していいんですよという空気を伝えてくれるのが本当にありがたい。

人は、何気ない一言で傷つくこともあるけれど、何気ない言葉で救われることもたくさんある。これが「ケア」というものなのかもしれない。

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