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12月8日(月)重役出勤?

  • 本の雑誌511号2026年1月号
  • 『本の雑誌511号2026年1月号』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    1,100円(税込)
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「本の雑誌」1月号が10時過ぎに納品となる。いつもは雑居ビルの下に着くと中央精版印刷のTさんが電話を鳴らし、私が降りていって一緒に台車に積んで運び上げるのだが、今日はひとりで台車に積んで上がってきた。

事務の浜田が「なんで電話しないの?」と問いかけると、「杉江さんがこんな早く来てるとは思わなかったので」と答え、浜田がそれに「杉江さんは誰よりも早く出社してるからいつ来ても大丈夫」と返している。

それを聞きながらしばし考え込んでしまったのは、もしや私は重役出勤していると思われているのかということだ。

私は重役出勤どころか誰よりも早く出社し、机を拭いたり、掃除機をかけたりしており、納品後にやってきた助っ人の鈴木くんとともに定期購読者さんへの封入作業に勤しんでいるのだ。

それなのにそう思われるということは、おそらく私の日常の立ち居振る舞いに問題がある、というわけで謙虚に慎み深く生きなければならない。

夕方、駒込のBOOK青いカバさんに「本の雑誌」をお届けし、その後竹ノ塚のスーパーブックスさんに『酒を主食とする人々』のスペシャルエデュションカバーやランキングパネルをお届けにあがる。

もうすぐ仕事を終えるということなので、しばし待ってそのまま酒を飲みにいく。

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