2月20日(金)深淵の棚
10時9分東京駅発のぞみ329号に乗車。諸々予定が変更となり大阪に向かいたいのだが、新幹線のチケットを京都までで予約していたため、京都で新幹線を降りる。
そして大阪に向かうべきなのだけれど、以前より訪問したいと思っていた水名瀬の長谷川書店さんが京都と大阪の間にあると知り、急遽訪問してみることにする。
多くの本好きに愛されている長谷川書店さんだが、それ以上に街の人たちに愛されているのが店に入ってすぐ気付かされた。杖をついたおばあちゃんが雑誌のありかを気軽に訊ねて買い求め、買い物途中の女性は本を抱えてレジに向かう。
その棚が圧巻だった。時折、高架の上を走る電車の音と揺れに驚きながらも、まるで星空を眺めているときに吸い込まれていくような感覚に陥る。深淵。本屋さんってやっぱりすごい。その深淵から磯前順一『京都 祈りと差別の千二百年』(亜紀書房)と岡本仁『ぼくのおやつ地図』(平凡社)を手にする。
夜、中之島図書館にてBOOK'N BOOTH店主の中村優子さんによる講演「いま、「町の本屋」を大阪で開くということ」を聴く。








