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4月16日(木)コスパ

直行で中井の元伊野尾書店に伺い、お願いしていた『本屋の人生』のサイン本ピックアップする。

かつて伊野尾書店だったところは本も棚も撤去され、がらんどうになっていた。やけに広く感じるその店内で、しばし伊野尾さんと話す。

一旦会社に戻ったのち、白山から歩いて本の店&companyさんに納品にあがる。店主の末竹さんとお話していると、高校生や大学生が本を買いに来て、谷川俊太郎や幸田文の本を買っていくらしい。最近の小説を薦めてみたら漫画みたいだからといって興味を示さなかったという。

その話を伺って、自分は「コスパ」という言葉を誤解していたことに気づいた。若い人が安くて短時間で楽しめるものを「コスパがいい」と評価しているのかと思ったけれど、一度読んでおしまいならそれはコスパは悪いのかもしれない。長く、ときには一生、何度も楽しめるもののほうが、ずっとコスパがいい。そういうものをしっかり選んでいる若い人たちが増えているのかもしれない。

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