5月12日(火)僥倖
「本の雑誌」6月号搬入日。今月も無事出来上がってきたことにほっとする。
11時に池袋の梟書茶房へ。ここはドトールが運営している本と珈琲のお店で、かもめブックスの柳下さんがセレクトした本をカバーをかけて中身がわからないようにして販売しているのだった。
たしかオープン時に取材か何かで来たことがあったのだけれど、ふくろう文庫は今も大人気で毎月何百冊を売れているそう。本の売り方はいろいろあるもんだ。
本日の打ち合わせは、ここで本屋大賞のトークイベントをしてくれないかというリクエストで、人が集まるのか不安いっぱいなのだけれど、店長さんもたいそう本が好きなようなのでお引き受けする。
午後は表参道に移動し、編集の近藤と合流する。近藤の打ち合わせについて行くことにしたのだけれど、なぜならその打ち合わせの相手が田島照久さんだというからだった。
田島照久さんといえば私にとっては大好きな尾崎豊のアルバムデザインをされていた方であり、尾崎亡き今、人生で会いたい人の10本指に入る人なのだった。
あまりミーハーになることのない私だが、本日はどうにも抑えることができず、尾崎のことやアルバムジャケットの制作秘話などを夢中になって伺ってしまう。
いつだかとある編集者が「この仕事のいいところは会いたい人に会えること」と言っていたが、まさしく本日その僥倖を授かる。






