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5月30日(土)逃げ切る

  • 本をひらく
  • 『本をひらく』
    杉江由次,大森皓太
    本の雑誌社
    1,540円(税込)
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朝、JRの快速に乗って、京都へ。大垣書店イオンモールKYOTO店で始まっている「会いにゆける出版社」フェスを覗き、フェア商品を並べ直す。すでに5冊納品していた『マンションポエム東京論』が残り1冊になっており、幸先の良いスタート。

本日の店頭販売イベントに来られていた出版社の人が大森皓太さんとの京都『本をひらく』を手に取られた際、私の年齢が54歳だと知ったと同時に、「私、その世代の人大嫌いなんです。自分たちは逃げ切れるとかいうんですよね。こっちはこれから何十年もその大変な出版業界で働いていかなきゃならないのに」と怒り出したのでびっくりする。

その方はおそらく20代で、まあ、そう思うこともあるだろう。私自身も、そういう発言をおっさんたちから聞いて向っ腹を立てたことがあるし、同世代の中でそうこぼす人がいて、縁を切ったことがないわけではない。

しかし私は逃げ切れるなんて1ミリも考えたこともないし、なにから逃げ切るのかもわからないし、ならばその手にもつ『本をひらく』なんて本も出していない。

若者の耳元で、「そういうことを言う奴はぶっ●した方がいいですよ」と思わず二度言ってしまった。

夕方、新幹線に乗って、帰宅。

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