やりたいことはただひとつ。 子どもとサッカーがしたい。
父と娘の熱くて愛おしい日々を綴るエッセイ、待望の文庫化。
小学生の娘が入団した、地域の少女サッカーチームのコーチになってしまった父。サッカーは見るのもやるのも大好きだけれど、人にものを教えることは大の苦手という彼が、やがて子どもたちのプレイに夢中になり、仕事以外の時間のほとんどを練習や試合に捧げるようになる。運動が苦手だったはずの娘は、悔しさやチームメイトの信頼と友情を糧に、レギュラーを勝ち取るまでに成長していく──。平凡だけれど時に泣きたくなるほど愛おしい、サッカーをめぐる父と娘の日常を描いたエッセイの文庫化。解説は『オシムの言葉』の著者でジャーナリストの木村元彦氏。
小学館文庫 272ページ 定価(本体580円+税)
2016年2月5日発売
【目次】※「ポジション」と「抗議」は試し読みできるようになっています。カーソルを合わせ、クリックしてください。