電子書籍版あり 

『自分を開く技術』

著者:伊藤壇

定価1620円(税込)

2016年1月20日発売

アジア18か国で代理人をたてずに自ら契約&プレーしたプロサッカー選手に学ぶ!!

 

「一年一か国でプレー」をポリシーに代理人をたてず自ら契約&プレーしてきたプロサッカー選手・伊藤壇。

これまで日本、シンガポール、オーストラリア、ベトナム、香港、タイ、マレーシア、ブルネイ・ダルサラーム、モルディブ、マカオ、インド、ミャンマー、ネパール、カンボジア、フィリピン、モンゴル、ラオス、ブータンと18の国(と地域)で活躍してきた。

本書では、伊藤壇の軌跡はもちろん、どのようにトライアウトを勝ち抜くのか、契約を手にするにはどうしたらいいのか、海外で成功する秘訣、これまでプレーした18の国(と地域)のクラブでの待遇など具体的に紹介。

少年団からJリーガまで、すべてのサッカー選手の可能性を開く書であるとともに、サッカーに興味のない人にとっても自分を売り込む技術を教えられる一冊。

"目次"

はじめに 002 

1 "アジアの渡り鳥"伊藤壇誕生のプロローグ
やるからには一番を狙う 016
あえて自分に厳しい選択をする 022
解雇を言い渡された瞬間は頭の中が真っ白 028
サッカーで作った借りは、サッカーでしか返せない 032

2 プロとして生きる
一年一か国、十年で十か国でプレーする 042
結局は「契約できた」か「契約できなかった」の二つしかない 054
妥協せず、きちんと生活できる金額をもらう 061
口約束は破られるのが当たり前 066

3 自分を知る
弱い部分と向き合わなければ、本当の自分の力は手にできない 072
自分の性格の〝天敵〟を利用して弱さを封じよう 076
自分の評価は、自分ではなく相手がする 080
選ばれなかったことをいつまでも引きずっていてはダメ 085

4 相手を知る
海外でサッカーするのに言葉はそれほど重要じゃない 092
監督と話し、求めているものを知る 097
大抵の交渉相手は、結果しか見ていない 103
書類に本当のことを書いている国ばかりではない 106
面倒なことをやってくれるからには裏もある!? 代理人というお仕事 108
『地球の歩き方』は、海外の概要をつかむ最強アイテム 114

5 現地で学んだ交渉術
行動を起こさないと、未来は開けてこない 120
サッカーにおける移籍交渉の流れ 123
自分の売りは何か? 契約につながるCVの作り方 132
ウソをついても五分も一緒に練習すればレベルはばれる 139
トライアルを勝ち抜くために 142
外国に行ってわかった、日本人の持つ世界で一番強力な切り札 149
慣習よりも合理性が優先。便利なツールは積極的に使う 152
常に最悪の事態を想定して危機に備える 157
段取り八分、仕事が二分。事前の準備が身を守る 161
要求すべきは要求すること 166
ガラケーの電源を切る瞬間、サッカー選手としての電源が入る 172

6 自分を変える
人間誰しも知らないことには臆病になる 178
芝のコンディションに文句を言う選手は、芝の上でサッカーができることを感謝したほうがいい 183
自分の言いたいことや相手の言いそうなことを、あらかじめ英文にしておく 187
伊藤壇式、英語上達法 191
第一印象が勝負! 自己紹介で自分を売れ! 198
自分の成長に合わせて、目標は柔軟に変えていく 201

7 未来に向かって
まずは自分でやってみる 210
これからの時代を生きるために必要なこと 217
反復練習五割、新しいテクニックの習得に五割、楽しみながら練習する 220
サッカーで作った〝借り〟は、サッカーで返せたのか...... 225

おわりに 229

■四六版並製 ■244ページ


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