日本文学振興会、第160回「芥川・直木賞」の候補作を決定

文=新文化編集部

12月17日、候補作を次の通り発表した。選考会は来年1月16日、東京・中央区の料亭「新喜楽」で行い、同日受賞者の記者会見が開かれる。

〈芥川賞〉
上田岳弘「ニムロッド」(群像12月号)
鴻池留衣「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」(新潮9月号)
砂川文次「戦場のレビヤタン」(文學界12月号)
高山羽根子「居た場所」(文藝冬季号)
古市憲寿「平成くん、さようなら」(文學界9月号)
町屋良平「1R(いちらうんど)1分34秒」(新潮11月号)
〈直木賞〉
今村翔吾『童(わらべ)の神』(角川春樹事務所)
垣根涼介『信長の原理』(KADOKAWA)
真藤順丈『宝島』(講談社)
深緑野分『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房)
森見登美彦『熱帯』(文藝春秋)

  • ベルリンは晴れているか (単行本)
  • 『ベルリンは晴れているか (単行本)』
    深緑 野分
    筑摩書房
    2,090円(税込)
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