文=新文化編集部
1月16日に行われた選考会で、「芥川賞」に上田岳弘「ニムロッド」(「群像」12月号)と町屋良平「1R1分34秒」、「直木賞」に真藤順丈『宝島』(講談社)が選ばれた。講談社の両賞受賞は、第123回以来19年ぶり。
昨年6月に刊行された『宝島』は、第2次世界大戦後のアメリカ施政下の沖縄を舞台にした長編小説。第一声で真藤氏は、「(担当)編集者の期待に応えられて、ほっとした」と語った。
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