NDL、海外図書館向けに「図書館送信」サービス開始

文=新文化編集部

国立国会図書館(NDL)は今年度から、「デジタル化資料送信サービス(図書館送信)」の検索・閲覧サービスの提供を海外の図書館向けに開始した。

図書館送信は、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版などの理由で入手困難なものを全国の公共・大学図書館等の館内で閲覧・複写できるサービス。対象資料は、刊行後5年以上経過した雑誌、1980年代までに刊行された図書(ただし、68年までに刊行されたものと、官庁出版物を優先)など。3月時点で約269万点がデジタル化され、約150万点が1048館へ送信されている。2019年3月期の閲覧回数は2万2740回、複写回数は1万0101回。

サービスからの除外申請については、ホームページにマニュアルを掲載している。

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