「岩波国語辞典」、10年ぶりに改訂

文=新文化編集部

9月2日、岩波書店が東京・千代田区の如水会館で開催した2019~20年の新企画発表会で発表した。

『岩波国語辞典 第八版』は、11月22日発売。第七版から10年ぶりの改訂。新たに2200項目を収録し、全項目の見直しも行った。本体予価3200円、20年5月までは特価3000円で販売する。

第157回「直木三十五賞」受賞作の佐藤正午『月の満ち欠け』は、10月4日に文庫版を発売する。「岩波文庫」への収録を検討したが、古典を収録する叢書に同書を収録するのは尚早と考え、装丁を「岩波文庫」に似せた〝岩波文庫的〟文庫で発売するという。本体850円。

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