丸善雄松堂、丸善丸の内本店で稀覯書展開催へ

文=新文化編集部

丸善雄松堂は1月に迎えた「丸善」創業150周年を記念し、10月9日~15日、丸善丸の内本店(東京・千代田区)4階ギャラリーで稀覯書展「西洋の名著との出会い」を開催する。

1869年1月、福沢諭吉の門下であった早矢仕有的は「丸屋商社(後の「丸善」)」を創業。明治以降、海外の法律、経済、学問、文学、文化、文明、芸術などを、多くは書籍(洋書)を通じて日本に紹介してきた。
同展示会ではこの150年の間に日本へ紹介され、現在は大学などの教育・研究機関や愛書家に所蔵されている西洋の名著の原書91点を展示する。入場料無料。

10月14日には同店3階の日経セミナールームで、「丸善」創業150周年記念連続講演会の第7回として、作家・荒俣宏氏による「荒俣流愛書のススメ!~古書の魅力と収集の愉しみ」を開催する。参加費無料。申込みは連続講演会特設サイトにて、10月1日正午から受付開始。

なお、丸善日本橋店(同・中央区)3階のワールド・アンティーク・ブック・プラザでは10月4日、「丸善」創業150周年を記念した古書展示即売会を実施する。

>> 連続講演会特設サイト

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