「ダ・ヴィンチ」関口編集長、今年の1冊に「家をせおって歩く」
文・写真=新文化編集部
- 左から三村、西條、関口、有田、前田の各氏
小学館カルチャーライブは12月12日、東京・千代田区の小学館本社で「みんなの読書会~BOOK OF THE YEAR 2019」(主宰=川﨑祐二氏)を開催した。「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)の関口靖彦編集長と編集部員4人がゲストとして登壇し、それぞれの〝今年の1冊〟を紹介した。
関口氏は、発泡スチロールでつくった〝家〟を背負って移住生活を続けるアーティスト・村上慧氏による『家をせおって歩く かんぜん版』(福音館書店)を挙げ、「自分の考え方が揺さぶられる本」と紹介した。
その他の「ダ・ヴィンチ」編集部メンバーの〝今年の1冊〟は次の通り。
西條弓子氏=岸政彦『図書室』(新潮社)
三村遼子氏=恒川光太郎『白昼夢の森の少女』(KADOKAWA)
前田萌氏=阿久井真「青のオーケストラ」(小学館)
有田奈央氏=彩瀬まる『珠玉』(双葉社)