「マンガ日本の古典」シリーズ、400万部突破
文=新文化編集部
中央公論新社が発行する「マンガ日本の古典」シリーズ(全32巻)の発行部数が累計402万部となり大台に乗った。1994年に単行本を発売、99年に文庫化している。単行本が204万部、文庫が198万部。
今年2月から読売中公会の会員書店を中心に文庫版のフェアを展開し、11カ月間で70万部を増刷。POP付きの美装ケースやケースごと入る専用トートバッグを制作したことで売行きが加速。11・12月はギフト需要もあり全巻セットを購入する読者が増えている。同社では、恒例の元日広告も同書をアピールしていくことを決めた。