セブン&アイ出版、2月末めどに事業終了

文=新文化編集部

セブン&アイ出版に在籍する約50人の従業員は、2月末日までに退職または親会社の出向解除となる。事実上、新刊の発行など出版事業を終了させるが、書店注文は5月29日まで受け付ける。出版VANおよび取次会社経由の注文は2月29日の同社受注分をもって受付を終了する。

「書籍」「ムック」「マルチメディア商品」の返品入帳については6月30日、取次会社への到着分まで、雑誌の返品は各号の返品期限に則して入帳。同社では8月末日まで取引先の対応に応じ、その後は新たに設立する清算会社で対応するという。

出版社の間では「ゲッターズ飯田の五星三心占い」シリーズなどの版権をめぐって、その争奪戦が水面下で行われている。

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