有隣堂、創業111周年でプロジェクト始動

文=新文化編集部

12月13日、創業111年を迎え、地域の顧客に「モノとコト」を提供する記念プロジェクトを始動した。「111→FUTURE 楽しいことをはじめよう」をテーマに、書店スタッフ111人による本の紹介動画、それと連動したフェア、オリジナル商品の販売、各店舗に併設する飲食店の特別サービスなど、様々な企画を開始した。同社は1909(明治42)年、横浜・伊勢佐木町で創業。長年にわたって展開してきた文化事業を継承するかたちで、店頭施策を進める。

目玉企画は、社員やアルバイトなど111人のスタッフが本を紹介する「→PLESURE~111人ブックリレーチャレンジ」。すでに11月13日から、YouTubeチャンネル「有隣堂Web」で本を紹介する13本(12月13日時点)の動画を公開。13日に開設した特設サイトやツイッターでも発信している。紹介した本は、誠品生活日本橋など一部を除く各店でフェア展開。POPにQRコードを表示し、来店者が棚前で動画を見られるようにした。フェアは来年1月11日まで。

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