年末年始のPOS店売上げ、外出自粛で苦戦

文=新文化編集部

大手取次2社は1月6日、昨年12月29日から今年1月3日まで6日間のPOS店売上動向を発表した。日本出版販売によると、POS店の総合売上げは前年同期比2.2%減、トーハンは同5.3%減となった。「コミック」は依然として好調だったが、「雑誌」「書籍」「マルチメィア商品」が落ち込んだ。

日販による調査では、「雑誌」同13.1%減、「書籍」同8.0%減、「コミック」同19.5%増、「開発品」同3.2%減。書籍では9分野中、「文芸」「ビジネス」が前年を上回り、「実用」は同21.4%減と大きく落ち込んだ。

トーハンでは、「雑誌」同13.5%減、「書籍」同9.2%減、「コミック」同18.0%増、「マルチメディア商品」同5.3%減。購入客数は同6.0%減、客単価も同2.7%減少した。

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