書協とVIPO、「Japan Book Bank」を開設

文=新文化編集部

日本書籍出版協会と特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)はこのほど、トーハン協力のもと、日本の出版コンテンツを日本語と英語で検索できるオンラインカタログサイト「Japan Book Bank」を開設した。日本の出版コンテンツと海外の関連企業などをマッチングさせ、日本の出版コンテンツの海外展開を促進することを目的としている。

また、経済産業省「コンテンツグローバル需要創出等促進事業」の一環として、映画やテレビ番組などのデータベースを一括検索できる「Japan Content Catalog」と連携した。

参加出版社のコンテンツの内容や著作権の権利情報の検索機能に加え、問合せ機能も実装されているため、提供している出版社は、同サイト上で海外展開に関する相談や依頼を直接受けることができる。実際のオファーへの対応や商談については、基本的に出版社での対応か自社エージェントを利用することができるが、自社対応が困難な場合は、トーハンにこれら業務を依頼することもできる。

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