GWの販売動向、前年休業の影響で大幅増

文=新文化編集部

大手取次会社2社はそれぞれ、ゴールデンウィーク7日間(4月29日~5月5日)のPOS店販売動向をまとめた。

前年に続いて緊急事態宣言下でのゴールデンウィークとなったが、全国的に書店が休業した前年に比べ、当年は発令区域が4都府県に限定されていたことから、全体では大きく伸長した。 日本出版販売は前年調査比9.3%増。「雑誌」同5.2%減、「書籍」同12.8%増、「コミック」同15.4%増、「開発品」同16.1%増。調査対象店舗数は1689店。

トーハンは「総合」で同24.4%増。「書籍」同31.9%増、「雑誌」同4.0%増、「コミック」同28.3%増、「マルチメディア」同33.7%増。購入客数は同19.6%増、客単価は同0.6%増だった。調査対象店舗数は1454店。

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