大手取次会社2社の上半期ベストセラー、1位は『推し、燃ゆ』に

文=新文化編集部

日本出版販売とトーハンは6月1日、2021年上半期ベストセラーを発表。総合1位はともに宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)だった。同作は、昨年7月に文芸誌「文藝」秋季号で掲載後、同9月に初版7000部で発売した。今年1月に「芥川賞」を受賞し、本屋大賞にもノミネートされたことで書店への注文が殺到。20万部に伸長し、現在は50万部を超えている。集計期間は20年11月24日~21年5月21日。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »