「スマホ脳」(新潮新書)、50万部を突破
文=新文化編集部
昨年11月に発売されたアンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書、久山葉子訳)がこのほど、発行部数50万部を突破。16刷・52万部となった。電子書籍も4万部を超えた。
同書はスウェーデンの精神科医・ハンセン氏が、世界中の膨大な実験結果をもとに、デジタルツールが与える影響を脳科学的見地から分析する。日本では、紀伊國屋書店で昨年12月から「一般新書」分野で8カ月連続1位、今年の大手取次会社とオリコンの上半期ベストセラーの新書部門で1位となった。発売当初の読者層は40~50代の男性が中心だったが、今では幅広い世代に広がっている。