第8回「料理レシピ本大賞」、料理部門大賞は『カレンの台所』
文・写真=新文化編集部
- 滝沢氏のパネルを持つ天野ひろゆきさん(左)
とサンクチュアリ出版の大川美帆氏
料理レシピ本大賞実行委員会は9月7日、オンラインで第8回「料理レシピ本大賞」の発表会を行った。料理部門の大賞は、滝沢カレン『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)、お菓子部門の大賞は、てぬキッチン『材料2つから! オーブン不使用! もっと!魔法のてぬきおやつ』(ワニブックス)。
『カレンの台所』は、昨年4月に発売。女性を中心に10代から60代まで幅広い読者層に支持されているという。オンラインで参加した滝沢氏は「自分の子どものように作り上げた大切な1冊。書いた文章には、私のその時々の感情を詰め込んでいる」と涙ぐみながら受賞の喜びを語った。同書の発行部数は20万5000部。
大賞を含む受賞作全11点は、次の通り。
【料理部門】
〈大賞〉
・滝沢カレン『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)
〈準大賞〉
・りなてぃ『りなてぃの一週間3500円献立』(宝島社)
〈入賞〉
・齋藤菜々子『基本調味料で作る体にいいスープ』(主婦と生活社、プロの選んだレシピ賞も受賞)
・山本ゆり『syunkonカフェごはん7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』(宝島社)
・倉橋利江『野菜はスープとみそ汁でとればいい』(新星出版社)
・高山なおみ『自炊。何にしようか』(朝日新聞出版)
〈こどもの本賞〉
・柴田書店編『料理はすごい!』(柴田書店)
〈エッセイ賞〉
・山本ゆり『syunkon日記 おしゃべりな人見知り』(扶桑社)
〈コミック賞〉
・午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて 』(KADOKAWA)
【お菓子部門】
〈大賞〉
・てぬキッチン『材料2つから! オーブン不使用! もっと!魔法のてぬきおやつ』(ワニブックス)
〈準大賞〉
・鈴木文『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』(パイ インターナショナル)