九州雑誌センターと沖縄県書店組合、ムック返品の現地古紙化で出版社164社と合意

文=新文化編集部

九州雑誌センターと沖縄県書店組合は10月21日到着分から、九州地区と沖縄県書店組合加盟書店の「ムック返品受入れと現地での古紙化」をスタートする。出版社164社が承諾し、同センターおよび同組合、取次各社でシステム改修が完了したことから、新たな運用が始まる。

九州地区の書店におけるムック返品は九州雑誌センターで処理し、沖縄書店組合の加盟書店分は同組合の事務所で返品を集約してそれぞれ現地で古紙化する。このほか21社の出版社とはいまも協議中。今回、多くの出版社が承諾したことで書店の返品運賃の負担は軽減され、輸送に伴うCO2排出量も削減するなどの効果が見込まれている。

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