有隣堂決算、過去最高売上げに

文=新文化編集部

11月26日、株主総会および取締役会を行い、第69期(2020.9.1~21.8.31)決算と役員人事を承認した。売上高は過去最高額となる668億6600万円(前年比29.8%増)を計上。「書籍」「雑誌」など13部門中11部門で前年実績を上回った。営業利益は8億4500万円(同228.1%増)、経常利益は8億0600万円(同381.4%増)、当期純利益は3億7400万円(前年は3億6000万円の損失)と増収増益となった。

昨年は4月の緊急事態宣言を受けて38店舗中36店舗ほか音楽教室の休業を余儀なくされ、損失決算になったが、今期はその反動もあって黒字転換。外商部門で、「GIGAスクール構想」によるタブレット端末の案件を獲得し、全社売上げを押し上げた。
役員人事は全員が再任された。

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