今年の「本の日」(11月1日)キャンペーン、発表

文=新文化編集部

「本の日」実行委員会は6月20日、オンラインで2022年の「本の日」キャンペーンに関する企画説明会を実施した。

図書カードプレゼントキャンペーン(協力=日本図書普及)は、10月27日から11月11日まで、店頭掲出するポスターと応募しおりから応募を受け付ける(応募受付は11月18日まで)。総額500万円分の図書カードNEXTネットギフトを、抽選で2200人に贈る。

文庫用ブックカバーのデザインを一般公募するブックカバー大賞のテーマは、「本を持って出かけたくなる」。7月15日から8月31日まで応募を受け付け、参加書店の投票と審査委員による選考を経て、10月下旬に大賞を発表する予定。大賞作のブックカバーは11月1日から全国の参加書店で配布する。参加書店の受付期間は7月1日から8月31日まで。先着300店舗に、各3000円を補助する。

イベント助成金獲得企画は、「本の日」キャンペーン期間中の来店促進や、キャンペーンの認知度向上を目的としたイベントを助成するもの。オンラインイベントも可。10月1日から11月30日までに実施されるイベントを対象に、1店舗5万円を上限として助成する。1法人1店舗のみ、限定30法人を助成する。受付期間は8月1日から同31日まで。対象店舗は12月11日までにイベント報告書を提出し、確認後に助成金が振り込まれる。

各企画の詳細は「本の日」ホームページに掲載している。

双葉社は、湊かなえ『告白』(双葉文庫)が300万部を突破することから、『告白』と湊氏の『未来』(同)で、描き下ろしダブルカバー企画を予定。両書を中心とした湊氏の作品のディスプレイに、同氏のデビュー15周年を記念した『告白 限定特装版』(来春発売予定)の予約獲得数を加味した店舗コンクールを行う。

7月から専用注文書で参加を募り、10月20日から11月30日までにTwitterで展開写真を募集する。全国6ブロックから選出した優秀店で、『告白 限定特装版』の発売に合わせた湊氏のサイン会を開催する。

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