DNPと読売新聞東京本社、文字・活字文化の醸成に向けた施策推進で包括提携

文=新文化編集部

大日本印刷と読売新聞東京本社は、文字・活字文化の醸成に向けた包括的な業務提携契約を結び、協業して様々な施策を推進していくことで合意した。読売新聞の記事のhontoサイト上での配信や電子書籍・POD化、書店でのビブリオバトル開催などに取り組んでいく。

今回の協業の狙いは、知的好奇心を刺激する良質な文字・活字コンテンツの価値を拡大させ、感性や想像力を育む文字・活字との〝ふれあい体験〟を提供し、生活者の読書機会の拡大などに取り組むこと。

インターネットやSNSの普及によって読書から離れながらも、多くの文字に触れている若年層などに対しても、改めて読書の魅力に触れるきっかけを提供し、継続的に読書を楽しんでもらうことを目指す。中長期的には、紙とデジタルなどの重層的なコンテンツと流通のあり方までを共同研究し、新聞・出版コンテンツの価値向上を図る。

さらに、読売グループの各種サービスの利用者の行動履歴と、honto会員の購買情報を掛け合わせ、分析することで新たなサービスを開発していく。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »