「芥川・直木賞」、それぞれ2作品が受賞

文・写真=新文化編集部

「芥川・直木賞」、それぞれ2作品が受賞
左から千早氏、小川氏、佐藤氏、井戸川氏

1月19日、日本文学振興会が主催する第168回「芥川賞・直木賞」の選考会が行われ、「芥川賞」に井戸川射子「この世の喜びよ」(「群像」2022年7月号)と佐藤厚志「荒地の家族」(「新潮」2022年12月号)が選ばれた。「直木賞」は小川哲『地図と拳』(集英社)と千早茜『しろがねの葉』(新潮社)に決まった。

芥川賞を受賞した佐藤氏は、丸善仙台アエル店(仙台・青葉区)の書店員。2010年から勤務し、作家活動もしている。佐藤氏は会見で「地元ですごく盛り上がっていたので、期待に応えられてよかった。いままで通り毎日、執筆活動を続けていくことが大事だと思う」と意欲をみせた。両賞の贈呈式は2月下旬、都内で開催予定。

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