主婦の友社『かっても まけても いいんだよ』、4カ月で5万部重版

文=新文化編集部

  • かっても まけても いいんだよ (ガストンのソーシャルスキルえほん)
  • 『かっても まけても いいんだよ (ガストンのソーシャルスキルえほん)』
    オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ,垣内 磯子
    主婦の友社
    1,320円(税込)
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主婦の友社が刊行する絵本『かっても まけても いいんだよ』(文・絵=オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ、訳=垣内磯子)が、昨年末から約4カ月間で計5万部を重版する売れ筋になっている。4月5日には12刷・1万部が出来し、累計発行部数は7万6500部となる。

同書は2022年10月発売。世界で累計210万部を発行する「ガストン」シリーズの邦訳最新刊。同社では、2〜3歳児向けに「ガストンのきぶんをととのえるえほん」として8点を刊行。『かっても まけても いいんだよ』は、4歳以上の子どもに向けた「ガストンのソーシャルスキルえほん」の第1弾だ。

ゲームなどで負けて不機嫌になるユニコーンのガストンに、ママが「ゲームそのものを楽しむこと」「失敗したら練習して上達していくこと」の大切さを説いた内容が、未就学児を育てる親世代の共感を呼んだ。昨年11月頃からSNSで同書を紹介する投稿が相次ぎ、インスタグラムのリール投稿には100万回以上再生されたものもある。アマゾンや楽天などネット書店の売上げも平行して伸長した。

5月末には、「ガストンのソーシャルスキルえほん」の第2弾を搬入発売する予定。

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