埼玉県の高校図書館司書が選ぶ「イチオシ本」、1位は大和書房の書籍に

文=新文化編集部

  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚
  • 『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚』
    かまど,みくのしん
    大和書房
    1,760円(税込)
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2月14日に発表し、1位はかまど、みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(大和書房)が選ばれた。2023年11月から24年10月までに刊行された210点の書籍を対象に、県内の高校図書館司書139人による投票で決まった。

同書は、ウェブメディア「オモコロ」を運営する読書が苦手なライター・みくのしん氏が、友人のかまど氏協力のもと、太宰治『走れメロス』など4作品を読破する様子を紹介。「オモコロ」の人気企画として好評を博していた。昨年8月に初版3万部で発売し、8万部まで伸長している。

大和書房の刑部愛香氏(写真右)は「発売前から応援してくれる書店員が多かった。高校図書館でも、生徒からの問合せが多いと聞いていた」と喜びを語った。2位から10位までの作品と発表会は、埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員会のホームページで公開している。

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>> 埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員会ホームページ

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