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9月30日(月)

 本の雑誌スッキリ隊出動のため、朝8時半に高場馬場へ。久しぶりに通勤時間帯の埼京線に乗車すると、各駅停車に関わらずすごい混みようで本も読めず。すっかり京浜東北線に慣れた身からするともはや息もできない。笹塚通勤時代は毎日これに乗っていたわけで、当時の私はおそらくラガーマンなみに屈強だったのであろう。

 痴漢しようとしてる挙動不審な若者を発見したので、ロックオンされている女性との間に入ってガード。朝からコーナーキックのポジション取りの練習になる。

 高田馬場駅よりスッキリグリーン(立石書店岡島さん)の運転するワゴン車で静岡県富士市へ向かう。本日の整理は雑誌と写真集などが多いらしい。着いたお宅は12階建てのマンションの8階。エレベーターが点検中だったらどうなることかと思ったのだが、しっかり動いていたので一安心。依頼者のお部屋は3方の壁が本棚で囲まれる夢の部屋。我が家も子どもたちが出ていったらこういう部屋を作るのだ。

 スッキリ隊もすっかり分業ができており、スッキリブルー(浜本)が依頼者の話を聞き、イエロー(古書現世向井さん)とグリーンが整理する本や雑誌をどんどんビニール紐で縛っていく。そしてレッドである私が運んでいくのだが、気づけば汗をかいているのは私ひとりなのであった。まあ、しかし身体を動かすのは頭や口を動かすよりずっと気持ちがいいし、すべての本を運び終えたときの満足感たるや、これぞ「仕事」というものだ。

 すでにある程度段ボール箱に入れて整理していただいていたおかげで、一時間ほどで作業は終わる。果たしてどんな査定金額になるかは帰ってからのお楽しみ。

 その後、静岡に来て食わずにおけない「さわやか」にて250グラムのげんこつハンバーグを食す。スッキリイエローが食後すぐに「明日も来たい」と叫ぶほどの大満足。

 夕刻、高田馬場に戻り、直帰。

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