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10月1日(火)

 朝、セブンイレブンで2リットルの水を買い求めると「お持ち帰りですか」と尋ねられる。消費税10%へ。以前5%から8%に上がったときは、確か文庫などの低価格の商品が非常に落ち込み、そのまま文庫は前年割れを続けているような気がするのだけれど、果たして今回の増税は本や雑誌の売上にどのように影響するのだろうか。

 午前中は、昨年より青土社のエノ氏よりお声掛けいただいた6社合同フェア(青土社、みすず書房、白水社、創元社、晶文社、本の雑誌社)「読書週間フェア」の出荷準備。倉庫の人が混乱しないよう出荷指示書作りに勤しむ。

 一段落ついたところで昼飯のバナナを頬張りながら、今度は週末志津にて開催される「本気BOOKフェス2019」の出店準備。先週末、奈良図書情報館でおこなれた「さほがわ秋のほんまつり」に出張出店し、たくさん本を売ってきた編集の高野より秘伝を教わる。「本をきちんと並べたらいけません。ぐちゃぐちゃに置くんですよ」

 午後、営業へ。ひとまず先週オープンした日本橋の誠品書店を覗き、ほとんど面陳のない棚ギッシリの本に驚く。そうか台湾の本屋さんは面陳ないのか。

 千代田線から常磐線を営業。どちらのお店でも11日後に発売となる「12国記」シリーズ最新刊の話題で盛り上がる。問い合わせも多く、予約もずいぶん上がっているようなので、これは久しぶりのお祭りになりそう。しかしその影で妙に話題になっていないノーベル文学賞。こういうときこそ村上春樹が獲りそうな気がするがどうだろうか。

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