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7月8日(木)

 朝日新聞の三八広告出稿。今回は5月刊行の『ユーカリの木の蔭で』と6月刊行の『本の雑誌の坪内祐三』の2本立て。

 コロナ禍でなかなかふらりと本屋さんに行けず、またぶらぶらと店内を徘徊するのも憚られるような状況なので、この本を買おうと決め打ちしてもらうべく、本の情報を届けるのがより大事なのではと考えているところ。

「本の雑誌」8月号、本日取次店さん搬入。神保町の三省堂書店さんと駒込のBOOKS青いカバさんに直納。

 会社に戻ると編集の高野が、7月の新刊『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』の口絵の色校を見せてくる。いやはや素敵なカラーページが32ページもつくらしい。しかもカバーは活版印刷というではないか。本である必要のある本づくりに邁進している様子が素晴らしい。

 午後、宮田珠己さんが新刊『ニッポン脱力神さま図鑑』のプロモーションでラジオ出演した帰りに廣済堂出版のテレメンコ女史とともにやってくる。一緒にお茶へ。

 のんきな顔してケーキでも食そうかと思っていたら、何やら今後の執筆の方向性について激論を交わす展開に。

 帰宅後DAZNにて、J1リーグ第3節、浦和レッズ対ベガルタ仙台戦を観る。無観客のJリーグ、もっとふわっと試合に臨んでしまい、くだらぬ失点が増えるのではと危惧していたのだけれど、先日の横浜Fマリノス戦といい、キックオフから激しくボールを追い、ピンチには身体を投げ出し、1対1では勇気を持って仕掛け、それぞれの選手が指示を出し合っているので、非常に胸が熱くなる。

 これが昨年末、スポーツダイレクターに就任した土田尚史が掲げる『浦和のために最後まで走り、闘い、貫く』ということならば、私は一生懸命応援したい。

 試合は、"小さなワシントン"のようなレオナルドと"浦和のエース"興梠慎三のスーパーストライカー2人がゴールを決め、2対1で勝利。気づけば無敗。なんだかいいチームになってきている予感に心震わせながら就寝。

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