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8月31日(月)

  • 京都・六曜社三代記 喫茶の一族
  • 『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』
    京阪神エルマガジン社
    1,760円(税込)
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 7時半出社。電車はまあまあの混みようだが、コロナの中、すっかり早朝出勤が習慣になってしまった。

 週末に読んだ『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(京阪神エルマガジン社)が、とてもいい本だった。

 戦後満洲から帰国した夫婦が京都で始めた喫茶店「六曜社」。自家焙煎のコーヒーとドーナツが人気のお店だそうだが、そのお店を営んできたは三世代の家族だ。初代、二代目、三代目、個性も違えば向き合う苦労も異なり、家族だからいいことも悪いこともあって、でもみんながお店を大切にしているのと誇りに思っているのがじんわり伝わってきた。

『絶景本棚2』の追加注文をいただいた中井の伊野尾書店さんへ直納へ伺う。伊野尾さんとしばし雑談した後、「伊野尾書店的夏の文庫100冊」フェアから爪切男『死にたい夜にかぎって』(扶桑社文庫)を購入。

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 あちこちの本屋さんを覗いて直帰。出かけていた娘が「笑わない時間がないってくらい超面白かった」と小学校時代に一緒にサッカーをやっていたチームメイトと久しぶりに会ってきたと報告にくる。娘も息子も私がおくれなかった充実した人生を歩んでいてとてもうれしい。

 夜、コロナの中はじめた「高野秀行辺境チャンネル」の作業をしばし。noteに配信後記をアップ。待望していた涼しい風がカーテンを揺らす。

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