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10月14日(水)

 今月の新刊『暗がりで本を読む』の見本を持って、市ヶ谷の地方・小出版流通センターさんを訪問。コロナの中で、各取次店さんが郵送での見本受付となっているけれど、地方・小出版流通センターさんくらいは毎月顔を出し、いろんな話を伺わねばならぬという思いとともに、個性的な本が集まっているのでそれらを目にして自分も頑張らねばと奮い立たせるため、4月以降も訪問しているのであった。担当のKさんと長話。

 見本出しを終え一息ついたときには、神楽坂の入り口の路地を入ったラーメン屋・黒兵衛にて味噌ワンタン麺もしくは塩ワンタン麺を食し、至福の時を過ごすのだけれど、なんと黒兵衛、このコロナの中閉店してしまっていたのだ。こんなにコロナが憎いと思ったことはなく、あの最後の一滴まで美味しかった味噌ラーメンがこの世から消えてしまったとは涙が止まらず......。

 というわけで特に区切りになる食事もなく虚しさを抱えたまま有楽町線に乗り、池袋へ。その後、西武池袋線に乗り換え所沢へ。9月2日に所沢駅にオープンしたグランエミオ所沢にできたTSUTAYA BOOKSTOREを覗く。

 午後ののんびり時間だというのに、レジに行列ができ、店内もそこかしこにお客さんがたくさんいる。カフェや雑貨売り場が併設されているもののお店はスタンダードな作りで、本や雑誌が買いやすそう。こんなに賑わっている本屋さんを見るのは久しぶりだ。

 秋津の立ち飲み酒場を覗きつつ、直帰。

 DAZNにて浦和レッズ対柏レイソルを観る。久しぶりに手応えを感じる内容に拳を握ってしまう。すでに10月だけれど、そして第22節だけれど、やっとミシャサッカーから脱却し、大槻サッカーが浸透、表現できるようになったということだろうか。

 それにしても柏レイソルの10番、江坂はやばすぎる。大好きなアストン・ヴィラのグリーリッシュみたいで、相手チームながら惚れそうになる。

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