「本の雑誌厄よけ展」町田市民文学館ことばらんどにて開催!

文=本の雑誌特派員

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本の雑誌厄よけ展
オモシロ本を求めて42年
2017年4月22日(土)▶︎ 6月25日(日)

町田市民文学館ことばらんど
〒194-0013
東京都町田市原町田4-16-17
TEL.042-739-3420/FAX.042-739-3421
JR横浜線町田駅ターミナル口から徒歩8分
小田急線町田駅東口から徒歩12分

観覧時間 10時〜17時
休館日 毎週月曜日、5月11日(木)、6月8日(木)
観覧無料

■展示解説
日時:5月9日(火)、5月28日(日)、6月13日(火)、25日(日)いずれも14時から(30分程度)※申込不要(直接2階展示室にお集りください)


 椎名誠、目黒考二によって1976年4月に創刊された「本の雑誌」。当時は無名だった二人の青年の、活字への熱い思いから生まれました。

 活字離れがささやかれる世相を尻目に、それまでは取り上げられることのなかったエンターテインメント作品の書評誌として独自の路線を邁進。本の形や売れ方についてのレポート、読者の自主的参加、匿名座談会、ユニークな特集など独創的な切り口と、椎名や目黒、2号から表紙絵を担当する沢野ひとしをはじめとする個性豊かな執筆陣が魅力となって、本好きの共感を得、人気を博しました。

 2004年には、前年の座談会が契機となり、書店員が売りたい本を選ぶ「本屋大賞」を創設。本の雑誌社はその事務局としてバックアップを続けています。2015年には「日本の出版文化における独自の存在感」が評価され、第63回菊池寛賞を受賞しました。

 本展では、エンターテインメント系書評誌の先駆けである「本の雑誌」の全貌と、多彩な執筆陣、紹介されたオモシロ本の数々を展覧することで"本を読む"ことを考察し、"読書の愉しみ"をお届けします。42年目を迎えた「本の雑誌」。オモシロ本を求め続ける飽くなき情熱で本厄を乗りきります!


〔関連イベント〕
■講演・対談・座談会 ※会場:2階大会議室/定員80名(申込順)


「ぼくらはこうやって雑誌を作ってきた」
椎名誠×目黒考二対談
日時:5月13日(土)14時〜15時30分
申込:4月20日(木)12時から電話で町田市イベントダイヤル(042-724-5656)へ。イベントコード:170420A-A


「プロの本好きが語る読書のススメ」
北上次郎講演会
日時:5月20日(土)14時~15時30分
申込:4月20日(木)12時から電話で町田市イベントダイヤル(042-724-5656)へ。イベントコード:170420B-A


「『本の雑誌』という雑誌」
坪内祐三講演会
日時:6月3日(土)14時~15時30分
申込:5月2日(火)12時から電話で町田市イベントダイヤル(042-724-5656)へ。イベントコード:170502A


「『本の雑誌』ができるまで 〜編集ウラ話」
『本の雑誌』編集者による座談会
日時:6月17日(土)14時~15時30分
申込:5月16日(火)12時から電話で町田市イベントダイヤル(042-724-5656)へ。イベントコード:170516A


「ぼくらは一緒に大人になった」
沢野ひとし×木村晋介対談
日時:6月24日(土)14時~15時30分
申込:5月16日(火)12時から電話で町田市イベントダイヤル(042-724-5656)へ。イベントコード:170516B


「本の雑誌」編集者による公開編集会議
日時:5月14日(日)15時~16時
会場:2階展示室/定員:25名(当日先着順)/申込不要

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