「マンガ 日本の古典シリーズ」、単行本と文庫で350万部超に
文=新文化編集部
中央公論新社が1994年11月に発売した「マンガ 日本の古典シリーズ」(全32巻)の単行本が約204万部、文庫版が約153万部、計357万部のロングセラーとなり、いま再び約800書店で実施しているフェアによって売れ筋になっている。
同シリーズは97年10月に完結。99年6月に中公文庫として再度市場に投入されていた。文庫版のフェアでは、「東大最強のクイズ王」の異名をもつ伊沢拓司氏をキャラクターにして、帯やPOPに推薦文を掲載。「マンガで古典を学び直したい」という50~60代を中心に、好評を博している。