小学館、4期ぶりの黒字決算に

文=新文化編集部

5月24日、株主総会および取締役会を行い、第81期(H30.3.1~同31.2.28)決算と役員人事を承認した。売上高は970億5200万円(前年比2.6%増)、経常利益は43億9800万円(同1305.1%増)、当期利益は35億1800万円(前年は5億7200万円の損失)。第77期以来4期ぶりの黒字決算となった。売上高の内訳は、「出版売上げ」544億8500万円(前年比4.1%減)、「広告収入」105億7200万円(同10.6%増)、「デジタル収入」205億3100万円(同16.0%増)、「版権収入等」114億6400万円(同9.6%増)。

役員人事では、相賀信宏常務が専務に、海老原高明、丸澤滋の両取締役が常務にそれぞれ昇任。大村信、立川義剛、福田博章、森万紀子、林正人、清水芳郎の6氏が取締役に新任した。また、桶田哲男専務、宮下雅之常務、横田清常務、大木武志監査役が退任。横田氏は監査役に就いた。

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