水王舎、幼児向けドリルに本格参入

文=新文化編集部

9月、「出口式みらい学習ドリル」の「ろんり」編(取次搬入=24日)と「かんじ」編(同26日)を、年少・年中・年長向けの計6点で発売する。本体価格は各900円。幼児向けドリルの分野に本格的に参入する。今後、「算数」編の刊行も予定している。

また、8月からウェブサイト「DMMオンラインサロン」において、中高生や社会人向けに「出口塾」を開設した。これは同社の出口汪社長が手がけた学習参考書や一般書をテキストに、同氏の講義を配信するもの。月額3000円で聴き放題となる。

出口社長は、「昔から国語は〝曖昧な教科〟と言われてきました。しかし実際は、文章を読むには頭のなかで情報を論理的に整理するという作業が必要。〝人生100年〟といわれるこの時代だからこそ、脳が完成した大人にも学びなおしが必要だと思います。幼児から大人まで、日本人の読解力を向上させ、本が売れる社会を取り戻すことに残りの人生を捧げる決意です」とコメントしている。

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