アマゾンジャパン、書店への卸業務開始へ

文・写真=新文化編集部

アマゾンジャパン、書店への卸業務開始へ
説明する村井氏(左)と中﨑氏

アマゾンジャパンは法人向けECサイト「アマゾンビジネス」を通じて、書店注文を受け付けて出版物を卸す。取次会社の輸送問題が深刻化して、発売日に店着しないケースもあることから、「補完的に取り組む」という。2月6日に行った会見では、サービス開始時期や書店への卸価格などについて、「具体的なことを話すのは難しい」としている。

同社ではさらに、出版社との直接取引についても強化すると発表。書店卸事業もふまえ、現在9カ所にある物流拠点を増やしていく。同社によると、直接取引する出版社は3671社。この1年間で671社増えたという。村井良二バイスプレジデント、書籍事業本部の中﨑吉記本部長が会見に出席した。

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