9月8日(火)
定期購読者の皆様分の「本の雑誌」10月号がいち早く納品となり、台車をつかって5階にある本の雑誌社まで運び込む。
その後、コロナ前はアルバイト学生にまかせていた封入作業に、事務の浜田、編集の高野とともに勤しむ。
送り先と宛名の書かれたラベルを貼って、一冊一冊封筒に詰めていると、いったいこの「本の雑誌」がポストに届いたときに、読者の方々はどんな気持ちで手に取っているだろうかと考える。
ワクワクしながら封を開いていただけているだろうか。いやそう思ってもらえるような雑誌を作れているだろうか。聞こえない声に耳をすませ、会うことのほとんどない読者を感じ、想像し続けること。なんだか大きな責任が湧いてくる。
コロナが収束してもこの作業はアルバイト学生と一緒にしよう。