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3月15日(火)

  • 日本の古式捕鯨 (講談社学術文庫)
  • 『日本の古式捕鯨 (講談社学術文庫)』
    太地 五郎作,中沢 新一,中沢 新一,サイモン・ワーン
    講談社
    968円(税込)
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  • 砂まみれの名将 野村克也の1140日
  • 『砂まみれの名将 野村克也の1140日』
    加藤弘士
    新潮社
    1,650円(税込)
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 5時起床。調べ物の続きをした後、風呂を洗う。

 昨日と一転して肌寒く感じる中、9時45分に出社。あちこちにメールの返事を書いた後、STORESよりメルマガ配信。

 先日、朝日新聞で「ポケットマルシェ」という全国の農家さん・漁師さんという生産者の方から直接購入できるサービス(サイト)を知り、慌ててアプリをダウンロードしたのだけど、そこでは生産者と購入者が互いに想いを共有しており、おおお、私が長年求めていた「買い物」とはこれなのだ!と喜んだのと同時に、あああ、私がやるべきなのもこれだ!と直感したのだった。

 出版社もある意味生産者であり、もっともっと本屋さんや読者の方と交流しながら本を届けたいと感じていたのだ。ヒントはどこに転がっているかわらないもので、気持ちも新たにメルマガに取り組む。

 午後、昨日に続いて採用面接。昭和の風情漂う雑居ビルの、社員6人のチビ会社を受けに来てくださるだけで感謝。

 面接終えた後、新栄堂書店パークタワー店さんに追加注文いただいた『ずぶ六の四季』を直納に伺う。

 新栄堂書店パークタワー店さんは、昨今で言うところの「街の本屋さん」や「独立系書店」として認識されないためか本屋さんブーム(?)のなかでエアポケットのようになってしまっているけれど、これほどまでに手の行き届いた本屋さん(品揃えから整理整頓まで)もそうそうなく、なんていうかとんでもない名店が、新宿の高層ビルの地下に隠されているのであった。荻窪駅から本屋Titleさんに歩くように、新宿駅からパークタワーまで歩いてぜひとも覗いてみてほしい本屋さんだ。

 店長のFさんにご挨拶する前に、棚をぐるりと拝見させていただくこの喜び。そして、太地五郎作『日本の古式捕鯨』(講談社学術文庫)を購入しつつ(この本の隣には石川梵『鯨人』(集英社新書)が平積みされていた)、納品。

 帰宅後、楽しみにしていた加藤弘士『砂まみれの名将』(新潮社)を読み始める。

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